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製品条項 2024 年 11 月版 更新内容の解説

製品条項 2024 年 11 月版

毎月恒例の製品条項がリリースされました
今月の更新内容を確認!

更新内容の原文はコチラ⇓

November 1, 2024

System Center: Updates to support launch of System Center 2025.
Windows Desktop Operating System: Launch Windows 10 ESU.
Windows Server: Updates to support launch of Windows Server 2025.
Microsoft Azure: Updates to terms for Microsoft Fabric and Azure Maps. New terms for Azure IoT Operations and Windows Server pay-as-you-go enabled by Azure Arc.

 

System Center 製品

どうやら System Center 製品 2025 が提供開始されました。
しかしながら、それだけの記載でライセンスルール等の許諾面変更は無し。

殆どの機能で Intune を使える昨今ですから、需要も薄くなってきているでしょうか?

Windows Server WSUS の終焉 を鑑みると WSUS 終了間際の
駆け込み需要があって良いかもしれない 💨

Configuration Manager が WSUS 後任として使われる日も、
そう遠くない。

Windows 10 ESU

Windows 10 (LTSC を除く)のサポート終了が、2025 年 10 月 14 日に控えてます。

そこまでに社内の環境整備が間に合わないよーって企業のために、
セキュリティ更新プログラムをサポート終了日以降も配布するサービスが ESU ですね。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/whats-new/extended-security-updates

Windows 7  ESU は需要が多かったのも頷けるんだけど、
Windows 10 の ESU が世間から要求された事情とは?

Windows 11 のインストール要件に CPU 世代と、TPM 2.0 の搭載が必須要件になったからでしょうね。

Windows 11 対応 CPU が搭載されていない PC を利用している
・もしくは TPM 2.0 に対応していない PC がある

こんな企業が「 Windows 10 のまま使えませんかね?」 って、要求を上げて
Microsoft が「しゃーないな🤷‍♂️」 と、ESU リリースを開始します

実際の購入は来年からになるとは思いますが、販売しますよー!インフォメーションが現段階で製品条項に上がってきた気がするでやんす

EOS 関連の情報提供は 12 ヶ月前にやるってのが MS のスタンスだからかもしれない。

Windows Server 2025

こちらも System Center と同様に、新バージョン提供開始だけのインフォメーション。
ライセンスルールに影響が無いから、以前のガイド内容でカウント方法はバッチリ

ちなみに Windows Server 2025 で消える機能 はコチラ⇓

機能 説明
IIS 6 管理コンソール (Web-Lgcy-Mgmt-Console) コンソールは、Windows Server 2019 での開発が終了した後、削除されました。 また、IIS 6.0 またはそれ以前のバージョンから移行を開始し、最新バージョンの IIS に移行する必要があります。これは、Windows Server の最新のリリースで常に利用することができます。
ワードパッド ワードパッドは Windows Server 2025 から削除されました。 .doc や .rtf のようなリッチ テキスト ドキュメントには Microsoft Word、.txt のようなプレーン テキスト ドキュメントには Windows メモ帳をお勧めします。
SMTP サーバー SMTP サーバーの機能は Windows Server 2025 から削除されました。 オペレーティング システム内で代替となる機能はありません。 代わりとして、Exchange Server か、Microsoft 以外の SMTP サーバーの使用をご検討ください。 Exchange Server で SMTP 接続を有効にする方法の詳細については、「Exchange Server の受信コネクタ」を参照してください。
Windows PowerShell 2.0 Engine Windows PowerShell 2.0 エンジンは削除されました。アプリケーションとコンポーネントはPowerShell 5.0 以降に移行する必要があります。

 

続いて 開発終了見込みの機能

 

機能 説明
コンピューター ブラウザー コンピューター ブラウザーのドライバーとサービスは非推奨です。 ブラウザー (ブラウザーのプロトコルとサービス) は、時代遅れで安全でないデバイスの場所プロトコルです。 このプロトコル、サービス、ドライバーは、SMB1 サービスが削除され、Windows 10 では既定で最初に無効になりました。 コンピューター ブラウザーの詳細については、「MS-BRWS の一般的なインターネット ファイル システム」を参照してください。
フェールオーバー クラスタリング クラスター セット フェールオーバー クラスタリング クラスター セット機能は、アクティブな機能開発ではなくなり、非推奨となります。
ルーティングおよびリモート アクセス サービス (RRAS) の L2TP と PPTP

Windows Server 2025 の新しい RRAS 展開では、PPTP プロトコルと L2TP プロトコルに基づく VPN 接続は既定では受け入れられませんが、必要に応じて有効にすることができます。 SSTP および IKEv2 ベースの VPN 接続は、変更なしで引き続き受け入れられます。

既存の構成はそのまま動作します。 たとえば、PPTP 接続と L2TP 接続をサポートする RRAS デプロイのインプレース アップグレードを実行した場合、これらの接続は有効なままです。 PPTP と L2TP は、今後のリリースで Windows Server の RRAS から削除される予定です。 この変更は、Windows クライアント オペレーティング システムには影響しません。 L2TP および PPTP ベースの接続の再有効化の詳細については、「vpn プロトコルの構成を参照してください。 PPTP と L2TP の非推奨の詳細については、「 PPTP と L2TP の非推奨:セキュリティで保護された接続の新しい時代」を参照してください。

ネットワーク負荷分散 (NLB) ネットワーク負荷分散 (NLB) はアクティブな機能開発ではなくなり、非推奨となりました。 ソフトウェア ロード バランサー (SLB) を代替として使用することを検討してください。 SLB の詳細については、「 SDN のソフトウェア ロード バランサー (SLB) とは」を参照してください。
NTLM LANMAN、NTLMv1、NTLMv2 を含むすべてのバージョンの NTLM は、アクティブな機能開発の対象ではなくなり、非推奨とされます。 NTLM の使用は、Windows Server の次のリリースと Windows の次期年次リリースで引き続き機能します。 NTLM への呼び出しは、ネゴシエートの呼び出しに置き換える必要があります。ネゴシエートは Kerberos で認証を試み、必要な場合にのみ NTLM にフォールバックします。 詳細については、「Windows 認証の進化」を参照してください。
リモート メールスロット リモート メールスロットは非推奨です。 MS DOS で最初に導入されたリモート メールスロット プロトコルは、時代遅れで単純な IPC 方式であり、信頼性が低く安全でもありません。 このプロトコルは、Windows 11 Insider Preview Build で初めて既定で無効になりました。 リモート メールスロットの詳細については、「メールスロットについて」および「[MS-MAIL]: リモート メールスロット プロトコル」を参照してください。
TLS 1.0
TLS 1.1
TLS バージョン 1.0 と 1.1 は、さまざまなセキュリティ上の問題により、インターネット標準および規制機関によって非推奨とされました。 これらのバージョンは、Windows Server 2025 では既定で無効になっています。 TLS の非推奨の詳細については、「Windows での TLS 1.0 および TLS 1.1 の非推奨」を参照してください。
WebDAV リダイレクター サービス WebDAV リダイレクター サービスは非推奨です。 サービスは、Windows Server に既定ではインストールされません。 WebDAV リダイレクター サービスの詳細については、「WebDAV – Win32 アプリ」を参照してください。
Windows Internal Database (WID) Windows 内部データベース (WID) は、ADFS、ADRMS、IPAM、RD 接続ブローカー、WSUS など、いくつかの役割で使用されます。 これらのロールには、無料版または完全版の SQL Server を使用することを検討してください。 WID は、今後のリリースで Windows から削除される予定です。 使用できるさまざまな種類の SQL Server の詳細については、 SQL Server のエディションを参照してください。
Windows Management Instrumentation Command line (WMIC) Windows Server 2025 以降、WMIC は、DISM /Add-Capability コマンドでの追加が可能なオンデマンド機能 (FoD) として使用できます。 この機能は、今後のリリースで Windows から削除されます。 WMI 用 PowerShell によって WMIC ツールが置き換えられます。 PowerShell かプログラムを使用して、WMIC の代わりに WMI にクエリを実行します。 WMIC の減価償却の詳細については、「WMI コマンド ライン (WMIC) ユーティリティの非推奨化: 次のステップ」を参照してください
VBScript VBScript はオンデマンド機能 (FoD) として利用でき、Windows Server 2025 にプレインストールされていますが、今後のリリースではオペレーティング システムから削除される予定です。 VBScript に代わるものとして、タスク、カスタム アクション、スクリプトの自動化には PowerShell を使用できます。 PowerShell への移行の詳細については、「VBScript から Windows PowerShell への変換ガイド」を参照してください。 Web ページ内で VBScript を使用している場合、現時点では Internet Explorer 11 より前のブラウザーに機能が制限されています。 Web ページを JavaScript に移行することをお勧めします。JavaScript では、ブラウザー間の互換性と最新ブラウザーのサポートが提供されています。
Windows Server Update Services (WSUS) 現在、Windows Server Update Services (WSUS) は積極的に開発されていませんが、既存の機能とコンテンツはすべて、デプロイで引き続きご利用いただけます。

 

詳細内容はコチラの 公式サイト からどうぞ
 

Azure 製品関連の許諾更新

Updates to terms for Microsoft Fabric and Azure Maps.
New terms for Azure IoT Operations and Windows Server pay-as-you-go enabled by Azure Arc

との事です!(投げやり

Azure Arc の 従量課金 Windows Server 使う場合には、Windows Server Standard か Datacenter のライセンスが必要です etc … みたいな条項が配信されてますので、利用する企業はよく読んでおきましょう 🌞

はい、こんな 4 項目が 2024 年 11 月の製品条項に追加された内容でした!