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2025 年 8 月 製品条項の更新部分解説

製品条項 2025 年 8 月 更新内容

今回の更新内容は 8 点

① オンラインサービスの共通のライセンス条項

まず直接購入している場合には、自動更新を 🔛 にしていると満了翌日から更新ですよって話が1つ。
 
後半部分はボリュームライセンス EA / ESA などがメインになりまして、加入契約満了時にウッカリ更新するの忘れちゃった場合のオプション契約に関する項目のはずです。
 
延長が利用可能な 365 プラン(製品条項の期間延長対象に記載されているプラン)は、加入契約本体を更新しなくても 3 % 割り増しで継続利用出来ます。
 
法人企業の加入契約は延長オプションがデフォルトでセットされていると聞いておりますが、官公庁向けの EA / ESA と教育機関が契約する EES はデフォルト設定で期間延長しない構成がされているみたいです。(詳細は契約先 LSP さんに聞いて下さい)
 
EA/ESA 契約満了時に対象 365 プランの延長が不要な企業は、満了時に延長しませんという表明をしておきましょう。

② Exchange Server

ついに LTSC 的な概念が消滅しました。固定サポートとしての Exchange Server は 2019 がファイナルモデルになりまして、今後はサブスクリプションモデルとして展開されていきます。
 
皆様の予想通り ソフトウェア アシュアランス を付けないと使えないモデルになりましたから、Server 本体と CAL の両方に対して SA を継続させる事が利用条件になっております。
 
今後もオンプレミスで Exchange Server を活用予定の企業は、サポートチームからのアナウンスを見てみると良さそうです。Exchange 2019 / 2016 向けに 6 ヶ月 ESU 提供があるようでした。

③ Skype For Business Server

Exchange Server と同様です😊 LTSC 的な固定サポートは今後提供しません。Subscription モデルのみの展開になりまして、Server と CAL 両方のソフトウェア アシュアランス 契約が必須です。
 
ESU も提供するようですが、移行を前提としているために 6 ヶ月限定との事です。

 

④ Azure

Azure AI Foundry から Bing 利用に関連する URL リンクが用意されましたが、2025/08/08 現在でリンク先が 404 エラーなんですよね。

Grounding with Bing Search
お客様が Azure AI Foundry を通して Grounding with Bing Search および/または Grounding with Bing Custom Search を使用しようとする場合、それは https://www.microsoft.com/bing/apis/grounding-legal-enterprise に掲載された規定および Microsoft のプライバシーに関する声明の適用を受ける 第一者従量課金サービス となります。

⑤ Microsoft 365


 
Windows 365 Enterprise 環境で、M365 の Unattended ライセンスを運用した無人ソリューションを認められるようになりました。(Windows 365 Business が認められないのは何故なのか)

⑥ Microsoft Defender for Expert

MCA に対象になるプランを追加したって記述ですが、前から記載があるっちゃあるんですよね……。
* 印の付いているプランは、Microsoft 営業担当の許可が必要かもしれません。

*一部の販売チャネルや地域では利用できない場合があります。 発注するには、マイクロソフト担当者と提携しなければならない場合があります。

⑦ CAL および ML の同等ライセンス 

https://www.microsoft.com/licensing/terms/product/CALandMLEquivalencyLicenses/EAEAS
 
こちらのページのマトリクス一覧が刷新されました。
見やすくなったのと、おそらく AI 読み込みした時に使い勝手が良くなったはずです。

 

⑧ 用語集

Azure AI Foundry の後ろに モデル って付けてみました!

  

2025 年 8 月の製品条項更新案内は以上です!
多数になりましたが、来月もよろしくお願い致します