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2025 年 1 月 製品条項アップデート

製品条項 2025 年 1 月 更新内容

今回の更新内容は 4 点

Microsoft Product Terms

① プライバシーとセキュリティの条件: 以前はソフトウェアの個別製品サービスのページにあった特定のプライバシーとセキュリティ条件を、製品条項サイトの「プライバシーとセキュリティ条件」セクションに移動しました。 「DPA の例外」セクションに、新しいソフトウェア製品表を追加しました。 この更新は、似たような用語をまとめて分類し、プライバシーとセキュリティ条件のカスタマー エクスペリエンスと見つけやすさを向上させるために行われました。
 
② Microsoft 365: Microsoft 365 Cross-tenant User Data Migration の前提条件として、対象 A プランを追加しました。
 
③ Microsoft Defender Experts: MCA 表を追加し、ライセンス前提条件表を更新しました。
 
④ Microsoft Azure: Text-to-Speech (TTS) サービスの説明を追加しました。
 

① プライバシーとセキュリティの条件

サイト上の表示リニューアル。独立したタブメニューとして刷新されました⇩
 

条項に変更があったという事ではありませんから、気にする必要は無いでしょう。
 

② Microsoft 365 Cross-tenant User Data Migration

アドオンライセンスではありますが、アカデミックプランの A1 / A3 / A5 への適用が追加。


 
しかしながら EES プログラムを選択すると製品条項のサイトで出てこない製品 SKU なので、Microsoft 365 Cross-tenant User Data Migration の為だけに、別途 Enterprise Agreement 契約をしなければいけない?

Cross-tenant OneDrive migration overview - Microsoft 365 Enterprise
Cross-tenant OneDrive migration

もともとが Enterprise Agreement 顧客を対象に設定されているだけに、ちょっと疑問が残る内容です。

 2022 年 11 月の時点で、クロス テナント ユーザー データ移行は、Enterprise アグリーメントのお客様向けの次の Microsoft 365 サブスクリプション プランへのアドオンとして利用可能であり、クロス テナント移行に必要です。ユーザー ライセンスは移行ごと (1 回限りの料金) であり、ソース ユーザー オブジェクトまたはターゲット ユーザー オブジェクトに割り当てることができます。このライセンスには、テナント間のメールボックス移行も含まれています。詳細については、Microsoft アカウント チームにお問い合わせください。

いずれにしても LSP じゃないと取り扱えないプログラムなので、契約している LSP か Microsoft アカウントマネージャーに聞いてみて下さい。
 

③ Microsoft Defender Experts

MCA = Microsoft Customer Agreement プログラムへの販路拡大インフォメーションです。
Enterprise Agreement のみ契約出来る製品でしたが、MCA で購入可能になりました。
 
 
しかし、プログラム選択で MCA を選択すると、Defender Experts 取り扱いされていないような表示。
製品条項 Web サイトエラーと推察されます 🧐
 
 
いずれ修正されるんじゃないでしょうかね。
 
マイクロソフトの公開情報を参照する限り、通常発注で完了する製品に見えませんでした。
サイト上 の【興味ありますフォーム】を、サポートチームに送信しておくのが良さそうですね。

Expert For Hunting の申し込み手順 も、まずは Web フォーム送信してファーストコンタクトになりそうです。

Microsoft Defender Experts for Hunting サービスに申し込む
まだ完了していない場合は、Defender Experts for Hunting の顧客関心フォームを完成させることができます。
 
1. 顧客の関心フォームに入力します。 会社の誰でも申請できますが、承認された場合は、コマーシャル エグゼクティブと協力して SKU を処理する必要があります。
2. 名前、会社名、会社のメール ID を入力します。
3. [送信] を選択します。 営業チームの誰かが5営業日以内に連絡を取ります。
 

④ Text-to-Speech

サービス規約に追加が入りました。
 
まず更新前:2024年 12 月発行の製品条項を確認下さい⇩

 
続きまして更新後: 2025 年 1 月の製品条項です⇩
 
大きく2つの項目が追記されました。 
1つ目は【ドキュメントの著作権】と言っても差し支えないかと思います。

文字から音声データを作成する際、元になる文章は 他人から引用しないで下さいって事でしょう。
(恐らくグレーゾーンですが、間接引用もやめておいたほうが身のためです)
 
他人が書いた文面をコピーした挙げ句、音声化して勝手に販売なんてやったらダメだぞ🚨
 
音声化する前の文字データは、ユニークなオリジナルテキストだけ使いましょう。
執筆者に許可をもらえば使えるケースもありますが、著作権に疎いのでプロに相談下さいませ。
 
Azure Text-to-speech 2つ目の内容は、出力された音声データの使用権です。
これは非常にシンプルで、無料で作った音声データは 商用・非商用を問わず利用禁止
 
無料プランのユーザー、もしくはトライアル 200 ドルクレジットから作った音声データは完全に個人的な利用に留めましょう。
 
一見デメリットに聞こえますが【有償プランで作成された音声データは商用利用が出来ますよ】という内容も兼ねていますので、Azure で作成した音声データを組み込んだアプリや動画制作物で商売出来る事が明示されました。
 
以上、ここまでが 2025 年 1 月の製品条項で展開されたリニューアル内容となります。
また来月も宜しくお願い致します。