製品条項 2025 年 4 月 更新内容
今回の更新内容は 11 点
① 一般条項
製品条項内ではなく、専用の Web サイトにまとまっていました。
センシティブなサービスである、Face API と Speech Service をメインに内容が更新された様子です。
パーソナルデータ取り扱いに関してと、顔認証サービスの抜け道を探す行為やハッキングはやめてね!
という、お願いが記載されています。
AI 関連サービスを Azure で使う際には、必ずドキュメント全てに目を通しておきましょう。
ライセンス違反は重加算ぐらいで許してくれると思いますが、AI 利用用途を間違うと恐らく多方面から怒られます。
② オンライン サービスの共通のライセンス条項
フロントラインワーカーの定義が、移動しました。
・固有端末を持っている場合は 10.9 インチ未満である。
・パソコンを別のスタッフと共有しているユーザー。
おおまかには、こんな感じの項目でフロントラインワーカーを定義しています。
記載内容自体の更新はされていませんでしたが、引越ししましたインフォメーションです。
もう一点は、政府機関向けの規約に一文が追加されました。
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見た感じは、無料評価版などであっても政府機関ルール規約が適用されますね。
③ プライバシーとセキュリティの条件
プライバシーとセキュリティの条件:コアオンラインサービスに、Microsoft 365 Copilot for Sales が追加されました。
④ Windows デスクトップ オペレーティング システム
Windows 10 ESU Cloud Managed SKU がリリースされました。
通常の Windows 10 ESU よりもディスカウントが入った SKU ですが、
マイクロソフトのクラウド管理ツールで Windows 10 を制御することが購入条件になります。
Intune や Windows Autopatch が該当する管理ツールです。
⑤ Microsoft 365
提供終了製品
https://learn.microsoft.com/en-us/entra/permissions-management/overview
Microsoft Entra Permissions Management が提供終了。
https://learn.microsoft.com/en-us/microsoft-365/topics/changes-coming-to-topics
Microsoft Viva Topics も提供終了。
Web 上に跡形も無いですが、Secure Access Essentials も販売終了です。
Frontline Worker 表記
Frontline Worker という枠が新設されました。
⑥ Microsoft Azure
こちらも、Frontline Worker という枠が新設されました。
⑦ Microsoft Dynamics 365 サービス
https://learn.microsoft.com/en-us/dynamics365/fraud-protection/eos
Dynamics 365 Fraud Protection も 2026/02 EOS のため、製品リストから消滅しました。
⑧ 音声サービス
どうやら URL が変わったようでした。
日本語版はこちらにどうぞ(日本では使えないけどね)
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⑨ Windows 365
アクセス要件ですが、特に記載しなくても良いんじゃないかと思いますよね。
仮想マシンをどこからでも利用できるプランなんですから、アクセス元のマシンはどうだってええやろと。
Windows 365 Disaster Recovery Plus
こちらは、新規リリースされたプランです。
https://techcommunity.microsoft.com/blog/windows-itpro-blog/windows-365-disaster-recovery-plus-extends-cloud-pc-resilience/4387492
⑩ プロフェッショナル サービス
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こうなりました。
基本的に超高額サービスなので、サポート内容は契約時に必ず確認しておきましょう💸
⑪ 用語集
Frontline Worker ライセンスが用語集に追加されました。
マイクロソフト AI サービスも、用語集に追加されました。
今回の更新は以上です!
かなり多数になりましたが、来月もよろしくお願い致します